プロ野球界きっての人気者として
お茶の間のテレビ番組で目にする
機会も多い杉谷選手。
プロ野球ファンの方はもちろん
そうでないという方でも
ご存知の方も多いのでは
ないでしょうか？
そんな人気者の杉谷選手ですが
2022年シーズンを最後に
プロ野球を引退しました。
この動画では杉谷選手の衝撃の
引退理由と今後について
解説していきたいと思います。
2008年のドラフト会議にて、
6位指名で
北海道日本ハムファイターズに
入団した杉谷選手。
その後日ハム一筋でプレーを
続けてきました。
守備面では内野も外野も守れる
万能なユーティー選手として
活躍し、打撃面では右でも
左でも打てるスイッチヒッター
として活躍。
2010年にはシーズン133安打で
当時のイースタンリーグの
安打記録を樹立。2019年には
左右の打席で2打席連続
ホームランを放ち、両打席本塁打
を達成。ファンの間では、
両打席本塁打でも有名な
セギノール氏にちなんで
「スギノール」とも呼ばれ
親しまれました。
また、お茶の間番組では2015年
正月番組
「とんねるずのスポーツ王は俺だ！！」
の人気コーナーであるリアル
野球盤に、チーム帝京として出演。
石橋貴明さんと同じ帝京出身
ということもあり、可愛がられて
いるような場面もありつつ、
同じ日本ハムファイターズの先輩で
日本野球界の番長とも呼ばれる
中田翔選手や、現在は
メジャーリーグで活躍している
前田健太選手などを相手に挑発を
繰り返し、大きく番組を
盛り上げました。
番組に初出演した2015年
には本業の成績も躍進し、
打率も2割9分5厘と自身の
生涯最高成績を記録しています。
日本ハムファイターズでも
テレビでもお調子者の
ムードメーカーとして活躍した
杉谷選手。度々ベンチ内外で
選手同士はしゃぐ姿も
目撃されていました。
そんな杉谷選手ですが、
どのようにして引退という
決断に至ったのでしょうか。
2022年10月28日、引退を
発表した杉谷選手。ファン
からの知名度も高く、
球界屈指の人気者でしたが
31歳での現役生活引退と
なってしまいました。
SNS上でも
「杉谷引退…嘘だろ」、
「本当に杉谷引退するのか、
ショック」などファンからの
コメントが多く見受けられました。
結果が求められるプロ野球の
世界では毎年何人もの選手が
引退していますが、杉谷選手の
引退発表時には「杉谷ロス現象」
としてネットニュースでも
非常に大きく取り
上げられていました。
31歳と、野球界では
中堅からベテランへと
変わっていく年代での引退。
いったいどのような理由で
引退を決断したのでしょうか。
最大の原因として考えられるのは、
やはり近年の成績不振です。
1軍での出場機会が多くなった
2014年以降は、当時監督だった
栗山監督からも中心選手として
期待されていました。
複数のポジションに対応できる
ユーティリティ性の高さもあり、
出場機会も徐々に増えていきました。
また、その元気なキャラクターで、
選手インタビューでは度々観客を
沸かせるなど、球団の人気にも
大きく貢献していました。
しかし、打撃成績に関しては
伸び悩み、生涯最高打率は
2割9分5厘で、2021シーズン、
2022シーズンでは2割未満の
打率となっていました。
打撃に関してはスイッチヒッター
として試行錯誤している
様子があり、度々スポーツ
ニュースでも目にしましたが、
やはり自分の理想、そして
求められている成績には
届かなかったということでしょうか。
引退を決めた2022年は
ホームランもなく、杉谷選手に
とっても非常に苦しいシーズン
であったことは間違いありません。
引退報道が流れた際には
ファンの間でも
「かなり厳しい成績だったしな」、
「戦力外通告されたのかな」
などのささやきがなされていました。
杉谷選手自身も2022年シーズン
開幕前には
「今年を最後のチャンスと思って」
というコメントを残していました。
自身の決意とは裏腹に、
満足のいく成績を残せなかった
ということが、引退決断に
至らせたのかもしれませんね。
杉谷選手は明るく元気な
キャラクターでファンのみならず
球団内部でも人気者の
ムードメーカーであったようです。
しかし2022年シーズン開幕前、
新たに監督として就任した
新庄剛志新監督に、
「野球に専念しなさい」
とオフシーズンおバラエティ
番組禁止令を出されていたようです。
そのため、2022年の正月の
「とんねるずのスポーツ王は俺だ！！」
にも杉谷選手の姿はありませんでした。
これに対して、球団OBの森本稀哲氏
が反応し、「テレビで生かした
知名度をもっと野球で
パフォーマンスできないと」、
「テレビのときだけならテレビの人」
とコメントしていました。
やはり杉谷選手本人としても、
本業の成績が振るわなかった
ことは大きかったの
ではないでしょうか。
2022年10月28日に行われた
杉谷選手の引退会見。
自ら「前進会見」と名づけた
記者会見は笑いあり、涙あり
のじつに杉谷選手らしい
引退会見となりました。
今後については、スポーツの
勉強のための海外留学や、
マーケティングについて興味が
あると語っており、
「様々なところに視野を広げて
スポーツ界に恩返ししようと
思っています」と語っていました。
31歳という若さと人気を武器に、
今後も杉谷選手が活躍
してくれると嬉しいですね。
また、引退会見には恩師の
栗山元監督が登場し、杉谷選手に
花束を贈呈していました。
すると杉谷選手は号泣し、
栗山監督は「泣くな、拳士」
と声をかけていました。
じつは栗山監督の引退時には
杉谷選手が花束を贈呈して
いたこともあり、この二人の
強い師弟の絆が垣間
見えるエピソードでした。
そんな杉谷選手ですが、
北海道・室蘭で行われた
トークショーにて、日本ハムの
杉谷としてのイベントは
最後とはなし、続けて年末年始
はどのチャンネルひねっても
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