高校野球・春の石川県大会は、準決勝2試合が行われました。小松大谷と金沢、そして小松工業と星稜が激突です。
2024年夏の王者・小松大谷と、秋の王者・金沢の対戦となった準決勝第1試合。
先制したのは金沢でした。3回オモテ、攻める金沢は2アウト2塁から1番・堀が、レフト場外に消える2ランホームラン。金沢が2点を取ります。
金沢の先発ピッチャー2年生の佐原は、序盤から140キロ近いストレートで強気のピッチングを展開していきます。
すると6回、金沢は1点を追加したあと、1アウト満塁から6番・和田がライト前にタイムリー、さらに続く7番・坂田がレフト前にタイムリーを放ち、金沢がリードを広げます。
追いかける小松大谷ですが、金沢のタイプの違う4人の投手リレーの前に、反撃の糸口をつかむことができません。
2安打完封、強豪私学対決は6対0で金沢が勝ち、決勝進出を決めました。
続く第2試合は、去年秋の北信越大会ベスト4の小松工業と、前の試合、航空石川にコールド勝ちで勢いに乗る星稜が対戦しました。
3回に一挙4点を取った小松工業、先発ピッチャーの橋本が粘りのピッチングでリードを守り切って、4-3の完投勝ち、小松工業が秋に続いて2季連続の決勝進出を決めました。
この結果、6日の決勝戦は金沢対小松工業、2024年秋・決勝と同じ顔合わせとなりました。
その時は5対2で金沢が勝っています。
しかしその後、小松工業は北信越大会でベスト4と金沢を上回る実績を残しました。
どちらが勝つのか、注目の決勝戦は、県立野球場で6日、午前10時プレーボールです。
6日の「ふむふむ」では、試合結果をダイジェストでお伝えする予定です。
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