取り壊し検討していた秋田大学野球場 来年度中は学生の利用可能に  (2025/03/28 19:00)

大学野球

老朽化により取り壊しが検討されている秋田大学の野球場について、当面の間取り壊しの判断はされず学生が使用できるということがわかりました。

秋田大学は手形キャンパスにある老朽化した野球場について、国からの交付金の減額や物価高騰で財務状況が悪化し修繕費用の捻出が難しいとして取り壊しを検討しています。取り壊しに反対する学生らは、去年10月意見書とおよそ6500人分の反対署名を提出していました。
秋田大学によりますと、その後学長や理事などが話し合い当面の間はこれまで通り学生の使用を認める判断をしました。今月18日理事が野球場を利用する学内3つの団体の代表に対して説明したということです。
秋田大学の上田晴彦理事は「野球場を取り壊した場合広大な跡地の有効利用には大きなハードルがあることが分かりすぐに取り壊しの判断ができなかった」としています。上田理事によりますと野球場は来年度中は使用できる予定です。取り壊しについては引き続き慎重に検討するとしています。

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