【西日本】30日(土)秋季大会速報→兵庫・大阪・滋賀・京都・奈良・和歌山・広島・岡山・島根・鳥取・愛媛・徳島・香川・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・沖縄【目指せ第96回センバツ】 高校野球 Twitter Facebook はてブ LINE コピー 2023.10.01 #高校野球 #速報 #秋季大会 9月30日(土)秋季大会速報 西日本編
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今治西、松山商は雑誌のEdgeの秋大特集で一番に特集されてましたね
小松は今日はエースの先発の長江が初回三者連続四球からホームランを打たれて1アウトも取れずに交代したのが気になりますね
今日は今治市営球場で行われた愛媛の準決勝を観に行って来ました。第1シードの今治西と第2シードの松山商が順当に決勝に進出。四国大会出場を決めました。松山商、秋は2010年以来13年ぶりの四国大会出場です。
今治西はエース渡地投手が、松山商はエース林投手がそれぞれ完投。攻撃陣も今治西4番長田(おさだ)が初回に逆転満塁ホームラン。松山商も4番でエースの林がライトへ先制の2点タイムリースリーベース。これでチームが勢いづきました。今日観た4校では今治西と松山商が投打とも噛み合っていて頭ひとつ抜けていました。
今大会はベスト4はすべて公立校でした。今年の夏も公立の川之江が優勝し公立勢が勢いを取り戻した感がありますが、新田を筆頭に私学勢も侮れません。来年春の県大会で上位の顔ぶれが変わることがあれば来年夏も戦国愛媛は継続しそうです。
徳島は今日準々決勝2試合が行われる予定でしたが、生光学園と科学技術の試合は科学技術に体調不良者が相次いだようでこの試合は来週7日の土曜日に延期。今日は鳴門と徳島商の試合のみ行われ、鳴門が6-3で徳島商に勝利。
明日は予定通り準々決勝2試合が行われます。
今後の日程
明日・準々決勝2試合
阿南光ー小松島
池田ー富岡西
7日土曜日
生光学園ー科学技術
14日土曜日
準決勝
15日日曜日
3位決定戦・決勝
中国は各県3、開催県4です
お疲れ様です。
岡山大会は組み合わせの偏りがあり、格差が出てますが概ね順当な結果です。
実績ある強豪が入ったABブロック。
Aブロックに1年夏から主力の和田増田左右2枚看板の倉商は打線も良かったですが、和田君が体調不良でベンチ外となりました。
対する東商は先日の記念試合で智弁和歌山に勝つ等好調で、元阪神の八木臨時コーチの指導もあって打線の分析対応力が高く、倉商増田くんを攻略しました。
ただ東商も4失策など守備の乱れもあり、強行で好機を逸した倉商と、好ゲームとは言えない展開でした。
倉商は体調管理を含め、チームマネジメントに課題があり敗退。
一方の学芸は沖田君が貫禄投球で金光を無失点に抑え、長短打と機動力を絡め完勝し、東商相手にも重い展開ながら寄り切って勝ち、現状では最も安定感があります。
東商は下級生も多い中複数投手で粘りましたが、四球と守備力に課題がありました。
Bブロックは初戦の劣勢を幾度も跳ね返した理大附が創志に挑む構図でした。
創志は予選リーグを中野投手が1人で投げ切り、中大出場までは中野くんかと思われましたが、初戦の商大附で一年生の宮上、大谷くんのリレーでコールド勝ちし、優勝を狙った戦略を感じました。
理大附は近年の馬鹿試合傾向が減り、粘り強さが出ており、大型左腕3人を擁するダークホースでした。
一時3点差がつき勝負あったかと思われましたが、創志の守備の乱れから一点差に迫り、9回2OUT満塁まで詰め寄り、強烈なサードライナーで紙一重の敗戦でした。
創志は投打機動力とハイレベルですが、守備が粗い点が修正出来なければ、センバツは難しいでしょう。
ただ、エース中野くんはここまで4完投で防御率0.5以下と抜群の内容で、1年宮上くんも春から公式戦8回を無安打と、投手力は群を抜いてます。
理大附は惜しくも敗れましたが、中大での躍進を期待出来る内容だっただけに組み合わせが悔やまれます。
Cブロックは地力はあるものの、他に比べれば数段落ちるというのが正直な所でした。
投手整備が遅れた倉工は苦戦が予想され、昨秋から下級生主体の城東にエース国定くんがおり、打線好調のシード玉島商を破った事で城東有力となりました。
倉工も1年投手と坂爪くんが打線を牽引したものの、ロースコアに強い城東が終盤逆転しました。
城東は順当勝ちで投打に安定しているものの、守備に怪しく機動力も高くない為、中大は厳しい戦いになりそうです。
Dブロックは曲者ブロックでした。
おか山が筆頭ではあるものの、選手権で出遅れ打線と守備を不安視されており、140超の村上、石井左右投手を擁する玉野光南に辛勝したものの、台頭中の就実を一蹴した総社南とは接戦が予想されました。
総社南についての補足ですが、無名ながら2年前の春は理大、関西、おか山を破り、中大を制した創志に負けるまで快進撃を見せるなど、試合巧者です。
総社市の硬式経験者と公立の強豪軟式出身者が多く、予選リーグでは最多得点、投手も主戦石垣くんが安定し、1年左腕中曽くんは県内でも注目の左腕で、ある意味最も不気味な存在でした。
おか山は新エースの三浦くんが抜群の内容で7回被安打1の好投をしましたが、唯一の安打から盗塁、エラーで1点を献上しそのまま決勝点となりました。
不安視された所での敗戦ですが、元来夏型のチームに成熟度を求めるのは酷だったと思います。
寧ろ三浦くんの好投が素晴らしく、それを上回った総社南が天晴れです。
組み合わせの偏りがあったものの、状況的には順当な結果であり、相変わらず面白い岡山の高校野球です。
準決勝は
学芸VS創志は恐らく2番手投手の先発になりそうで、この場合創志に優位がありそうですが、隙のない学芸がモノにする可能性も高いです。
城東VS総社南は勢いの差が出て総社南ではないかと思います。
総社南に関しては、組み合わせ次第では中大も勝ち上がる可能性を感じています。
何れにせよ決勝はABブロックから優勝校が出ると予想しています。