ドラ４・青山美夏人が３セーブ目 増田達至について松井監督「リカバリー含め次の福岡で」
5位・西武は17日の楽天戦（ベルーナ）に4―2の勝利。カード勝ち越しを決め4位・楽天との差を2ゲームに縮めた。
渡部の同点二塁打、源田の勝ち越し犠飛、中村の適時打で4点を挙げ先発・隅田を援護した。
8回のマウンドには方程式通り平井が上がり1回を無失点。そして9回のマウンドには15日の試合で救援に失敗した守護神・増田ではなくルーキー・青山美夏人が上がった。
気合満点の青山はいきなり先頭のフランコに左前打、代打・岡島に四球を与えるなど二死二、三塁のピンチを背負ったが、最後の打者、代打・鈴木大をどうにか二ゴロに抑え無失点で試合を締め3セーブ目をマークした。
2戦連続救援失敗中の守護神・増田に関して松井監督は「今回、増田が30球以上投げた。リカバリーも含めて、福岡に行ってからも（9回は）増田というのも考えています」とした上で「今日は最後、青山で行きましたけど、（二死二、三塁の）最後あそこを開き直って勝負しに行ったというところでは、非常に評価できるのかなと思いました」と抑え問題に言及した。
9回のピンチではブルペンで左の佐藤隼、右の豆田が準備を進めていたが、逆転CS進出のためにはとにかく負けられない最初の直接対決を勝ち越した。今は勝つことが正義、結果が全ての時期となっている。
(東スポ)
西武ルーキー青山美夏人が大ピンチしのいで3セーブ目 2戦連続救援失敗の守護神は出番なし
西武のドラフト4位ルーキー青山が5月7日のオリックス戦以来となる3セーブ目を挙げた。8月13日のロッテ戦でプロ初先発して2回1失点で初黒星を喫したばかり。2点リードの9回に中3日で登板。2死二、三塁とされたが、代打の鈴木大を二ゴロに打ち取った。
青山は3月31日のオリックスとの開幕戦でプロ初登板ながら1点リードの9回に抑えを任され、森に同点ソロを打たれて救援失敗。2度目の登板となった4月2日のオリックス戦でプロ初セーブを挙げた。
その後はベテラン守護神の増田が抑えを務めてきたが、今季18セーブの増田は12日のロッテ戦、15日の楽天戦と2試合連続で逆転負け。松井監督は「状態はそんなに悪くないと思います。9回、その時（セーブ機会）が来たらいってもらうつもりです」と話していたが、この日は23歳の新人に託した。
(西スポ)
勝利 隅田 知一郎 (西) 7勝7敗
敗戦 田中 将大 (楽) 6勝8敗
セーブ 青山 美夏人 (西) 1敗3S
ライオンズフェスティバルズ2023
2023年8月17日
埼玉西武ライオンズvs東北楽天ゴールデンイーグルス
20回戦 ベルーナドーム
ライオンズ スターティングメンバー
先発 隅田 知一郎
1（右） 蛭間 拓哉
2（遊） 源田 壮亮
3（左） ペイトン
4（指） 中村 剛也
5（二） 外崎 修汰
6（一） マキノン
7（三） 渡部 健人
8（捕） 古賀 悠斗
9（中） 長谷川 信哉
監督 松井 稼頭央
イーグルス スターティングメンバー
先発 田中 将大
1（二） 小深田 大翔
2（遊） 村林 一輝
3（右） 小郷 裕哉
4（指） 浅村 栄斗
5（一） 阿部 寿樹
6（左） 島内 宏明
7（三） フランコ
8（中） 辰己 涼介
9（捕） 炭谷 銀仁朗
監督 石井 一久
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