WBCに負けない! 学生、社会人、プロが鹿児島で対戦! 初めての「薩摩おいどんカップ」開幕 鹿児島(2023.2.23)

社会人野球

23日から鹿児島県内で、大学生、社会人、プロ、ナショナルチームと、所属カテゴリーを超えてしのぎを削る野球の大会が始まりました。「薩摩おいどんカップ」です。

東京6大学野球で有名な慶應義塾大学や東京大学、社会人チームのトヨタ自動車や地元の鹿児島ドリームウエーブ。さらにはプロ野球の読売ジャイアンツや福岡ソフトバンクホークスにWBC中国代表も。計36チームが出場する大会の初日を、鹿児島県姶良市のビーラインスポーツパーク姶良野球場で取材しました。

上片平 健アナウンサー「スタンドには多くの野球ファンが詰めかけました。薩摩おいどんカップ、開幕戦は社会人野球日本一のトヨタ自動車と大学野球日本一の亜細亜大学の日本一対決です」

23日開幕した薩摩おいどんカップ。

競技人口が減りつつある野球界を盛り上げようと、毎年この時期に鹿児島にキャンプに来ていた亜細亜大学の監督が発起人となり、初めて開かれました。

大会には大学、社会人、プロと、カテゴリーを超えて36チームが出場します。

姶良市で行われた開幕ゲームは社会人と大学野球の日本一同士の対戦。スタンドにはプロのスカウトの姿もありました。

試合は白熱した投手戦となります。

守備ではトヨタの選手が3塁線への痛烈な打球を横っ飛びでキャッチ!すかさず1塁に送球して打者をアウトにするというファインプレーも飛び出すなど、両チームともに得点を許しません。

0対0で迎えた6回ウラ、亜細亜大学がツーアウト1塁から、甘く入った球を見逃さず、左中間を深々と破るタイムリースリーベースヒットで先制!均衡を破ります。

継投でこの1点を守り切った亜細亜大学。カテゴリーを超えた日本一対決は亜細亜大学に軍配が上がりました。

観客
「サードが難しいゴロを捕ったところがすごかった」
「自分よりはるかにうまくてすごい」
「試合を見て子供たちがどんどん育つのでは。野球界が盛り上がってほしい」

亜細亜大学 生田勉監督
「大学生だって社会人だって一生懸命白球を追いかけているという姿を、生で子供たちに見てもらいたい」

また開幕に先立ち、地元・姶良市出身で薩摩おいどんカップのアンバサダーに就任している川崎宗則選手による野球教室も行われました。

子供たちはティーバッテングを行い、野球の楽しさを実感したようでした。

川崎宗則選手は報道陣の取材に鹿児島弁で「僕も小学校4年生から野球部に入りましたが、1年生から3年生の間に野球を知って、それがきっかけで4年生から入ったので、そういうきっかけになってくれればと思いました」と話しました。

薩摩おいどんカップは鹿児島市、姶良市、薩摩川内市、日置市で3月12日までに全83試合が行われ、無料で観戦できます。

鹿児島テレビは今後、以下の試合をKTSホームページとKTSアプリでライブ配信する予定です。ぜひご覧ください。

【鹿児島テレビライブ配信予定試合】
2月25日(土)午後1時 慶応大ー亜細亜大
2月27日(月)午後1時 亜細亜大ーパナソニック
3月1日(水)午後1時 巨人ー鹿屋体育大
3月10日(金)午前10時 慶応大ー鹿児島大

◇アーカイブ配信中◇
亜細亜大学ー鹿児島大学 2023.2.23 9:00プレイボール
https://www.youtube.com/watch?v=9MrW1AhSvV8

亜細亜大学ーTOYOTA 2023.2.23 13:00プレイボール
https://www.youtube.com/watch?v=5SvPFixqzCs

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