大学侍・堀井哲也監督、主将のヤクルト1位・松下歩叶を称賛「堂々と宣戦布告してました」…記者クラブ特別賞を受

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ジャパン大学日本代表の指揮官として東京運動記者クラブアマ野球分科会特別賞を受賞した慶大・堀井哲也監督(カメラ・加藤 弘士)

 侍ジャパン大学日本代表の指揮官として、昨夏のハーレム大会、プラハ大会、今夏の日米大学野球選手権大会を16戦全勝に導き、2年間の任期を終えた堀井哲也監督(63)=慶大監督=に、東京運動記者クラブのアマ野球分科会から特別賞が贈られた。20日に横浜市内の慶大グラウンドで授与式が開かれた。

 プラハ大会4試合、ハーレム大会7試合、そして日本開催となった日米大学野球5試合を全て白星で飾り、国際大会において日本の大学野球のレベルの高さを発信したことが評価された。

 堀井監督は「私はたまたま代表監督をやらせていただきましたが、12月の代表候補合宿、6月の選考合宿も含め、本当に多くの大学生の皆さんやチームが協力してくれた。日本の大学野球の層の厚さを表した賞。大学、高校、中学、学童を含めて、指導現場の皆さんで頑張った結果だなと思っています」と各カテゴリーに感謝を示した上で、喜びを語った。

 2年間の中でも思い出のシーンとして挙げたのは、7月の日米大学野球の前夜祭でのひとコマ。主将の松下歩叶内野手(法大)が「5連勝します」と宣言し、見事に有言実行した。

 「アメリカチームの前でね。日米の主将が一言ずつ話す場面で、堂々と宣戦布告してました。僕らも『優勝します』とは思っていましたが…。もう、背筋がピンとなりましたよね。『優勝じゃダメか』と思って」と笑わせた。

 「去年の印出(太一捕手=現三菱重工East)もそうですし、今年の松下も、あれほどのチームをまとめていくっていうのは、なかなか大変だと思う。素晴らしいと思います」とリーダーシップを称賛。今後は鈴木英之監督=関西国際大監督=が指揮を執るが、「勝ち負けはその年のメンバーとか、いろんな要素になる。精一杯、大学のベストチームを組んでいくことが、成果につながっていくと思う」と新たな大学

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