ナゴヤ球場のそばで42年間営業をつづけたラーメン店。最後の営業日となった22日は閉店を惜しむ、たくさんの人でにぎわいました。
「長年ドラゴンズの選手やファンに愛されてきたラーメン専科 竜。いよいよ最後の営業を迎えます」(上坂嵩アナウンサー)
ラーメン専科 竜 吉田和雄さん(81):
「俺は映画俳優じゃない。一介の場末のラーメン店主なんだ」
中日ドラゴンズのかつての本拠地、ナゴヤ球場のすぐ隣で42年間、ファンや選手のおなかを満たしてきたラーメン専科「竜」が22日、その長い歴史に幕を下ろしました。
選手からはユニフォームやグローブのプレゼントも
Q.いまの気持ちは?
吉田さん:
「やれやれというか、本当によくやったという気持ち。長い間、中日の選手・ファンにお世話になって本当にありがとうという気持ちで終わりです」
店主の妻、貴美子さんも――
妻・貴美子さん(77):
「あっという間に終わった。ナゴヤ球場のそばで商売して幸せでした。ユニフォームを着て恥ずかしいけど、このスタイルでやる」
最終日は従業員全員がドラゴンズのユニフォーム姿で接客をします。
吉田さん:
「おととい(ナゴヤ球場)に出前に行った。柳裕也投手が『おやじさん、これ着てけ』これ(ユニフォームを)着てやってくれというんですよ。高橋宏斗投手は頭の上にグローブをかぶせて、グローブをくれた。帽子代わりにしろって」
開店前にはドラゴンズの選手が来店
開店前、ドラゴンズの祖父江大輔投手と田島慎二投手が花束を持って現れ、選手からいかに愛されていたかがわかります。
中日ドラゴンズ 田島慎二投手:
「ずっと元気なおっちゃんだから、体力の限界でやめるのはびっくり」
吉田さん:
「3カ月ぶりじゃん」
中日ドラゴンズ 祖父江大輔投手:
「ちーちゃん(店主の孫)大きくなった。勉強教えたもんね」
店主の孫:
「え!?教えてもらったかな?」
最後の営業がスタート、ファンの思い
午前10時40分、最後の営業がスタート。
平日にも関わらず開店前には約70人のファンが並びました。
客:
「(高校生のとき)ナイトゲームを見てここに座っていたら、おじさんが『ラーメン食ってけ、まずかったら金はいらない』と。それで食べ始めて40年ちょっと」
「選手が背中越しにいるところで食べたのが思い出」
「(試合を見に)行く前にいけなくなるのがさみしい」
ドラゴンズOBの姿も
午後2時になっても入店待ちの行列が続きます。
その列の中にドラゴンズOB、平田良介さんの姿がありました。
中日ドラゴンズOB 平田良介さん:
「ラストスパートですね」
吉田さん:
「ラストスパートも、もうゴール前なんだよ」
開店から3時間、ずっと立ちっぱなしの吉田さんでしたが――
吉田さん:
「腰から下がくだけそうだ」
午後3時半すぎに最後のお客さんが席に着き、「ラーメン専科 竜」は静かにのれんをおろしました。
(11月22日15:40~放送メ~テレ『ドデスカ!+』より)
コメント
スーパー儲かる
81歳をイジる21歳(笑)
日本はとうしつ依存の肥満のとうにょうびょうからのせいしんいじょうしゃばかりです
とうしつが日本をほろぼす
どこのテレビ局ラーメン竜の閉店。吉田さん42年間お疲れ様でした。店の名前は忘れません。最後従業員の中日のユニホーム姿本当に良かったです。祖父江。田島投手と平田さんも食べに来てました。ラーメン竜今までありがとうございました。寂しいです。
グローブを帽子代わりにしろは草
でもひろとの優しさだな
チュニドラ奮起せよ
祖父江さん、田嶋さんのお人柄、素敵ですね。もちろんご主人と奥様も
権藤さんみたい
高木守道さんみたい